今年一番の熱くなる本でした。

池井戸潤さんの『陸王』

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百年続いてきたのれんを掲げる足袋業者「こはぜ屋」

時代の流れと共に足袋の需要が減り、売上も右肩下がり。


危機感を覚えた社長の宮沢は娘のために訪れたスポーツ用品店で

ふと新規事業を思いつく。


それはビブラム社の『ファイブフィンガーズ』を見たとき。


裸足感覚を売りにするシューズが人気ということは

同じ感覚の地下足袋でも何かできないか?


そこから足袋のノウハウを詰め込んだランニングシューズ『陸王』の開発が始まる。



こんなワクワクする企画なら私もチームに入れてほしかったなー。

何癖もあるキャラクターがそれぞれいい仕事をします。

中でもシューフィッターの一言が印象に残っています。


「私たちが提供しているのはシューズだけどシューズじゃない。魂なんだよ。

ものづくりをする者としての心意気というか、プライドというかね」



自分が選手だったら村野さんのサポートを受けたいですもん。

一方的に押しつけるのではなく選手と伴走していくという考えがいいよね。



本書にも出てきますがウルトラマラソンで欧米の一流ランナー並みのスピードで

完走したタラウマラ族が履いていたワラーチ。


そのワラーチのことをご存知でない方のために参考になれば。

東京セミナー仲間で京都のやまさき先生がワラーチでフルマラソン完走しています。

やまさきのblog